Andy ずーっと ずっとだいすきだよ
2019年 11月 19日
「ずーっと ずっとだいすきだよ」
小学校1年生の教科書に載っていたお話
著者はハンス ウィルヘルム 翻訳は 久山 太市
男の子がエルフィーという犬を飼い、兄弟のように成長し
やがてエルフィーは階段を登れなくなったり
一日中、毛布の上で過ごすことが多くなってきた
心配した家族は、獣医さんに診てもらい
「エルフィーは歳をとったんだよ」と告げられる
ある日の朝、起きてみるとエルフィーは虹の橋へと旅立ってしまった
・・・というストーリーだったと記憶しています
たどたどしかった音読が、毎日読んでいるうち
Ayaちゃんはだんだん上手に読めるようになり
聞いていると思わず号泣してしまいそうになるので、
気を紛らわすため家事をしながら そっと涙を拭いながら聞いてました
犬を飼っていない時だったのに、飼い主家族の気持ちが痛いほど理解でき
愛情の深さや命の尊さを教えてくれるストーリーでした
小学校の教科書のお話の中では、一番好きです
(もう少し 涙なしで聞けるといいんだけど・・・)
それから、しばらくして 縁あって犬を飼い始めました
本名は MISTY MORN JP VIVID EXPRESSION といいます
Andyの両親はアメリカ生まれの日本育ちで
アメリカのドックショーでチャンピオンのタイトルを先祖代々持っているという名家の出身です
我が家で ほんの少しショードックとしてトレーニングしたことはあるけど
普通の家庭犬として育てました
いつも穏やかで いつも優しくそして賢く どんなことにも我慢強く
みんなを愛してくれ そして誰からも愛され
Andyが怒ることなんて一度もありませんでした
たかが動物だけど ただの犬だけど、たくさんのことをAndyから学び
色々な経験をすることができ 人生を豊かにしてくれました
ずーっとずっと一緒にいられると思っていたのに
突然 別れの日がやってきてしまいました
我が家にやってきて ちょうど10年と2週間目
Ayaちゃんの進路が決まってから ちょうど1週間後
何かの使命をやり終え
Ayaちゃんの進路を見届けることと 私の乳がんの完治を待つこと
全てのことに心残りなく、お別れの時を悟って旅立ったように感じています
私たち家族は、寂しくて悲しくてしょうがないけど
いつの日かきっと会えると信じてます
Andy 今まで本当にありがとう 楽しかったよ
「ずーっと ずっとだいすきだよ Andy」
昨日11月23日、Ayaちゃんが本屋さんで買ってきてくれました
夜、Ayaちゃんに「音読して」というリクエストに応えて
私が読みました
そのあと、Andyにも読んであげました
ありがとう Andy ずーっとずっとだいすきだよ